memo : 「王様の千と線」のセイさんにお会いしました

「王様の千と線」のセイさんが来阪されるとのことでお会い出来ることになり、昨日の夜、飛田新地の南外れにある料亭「鯛よし百番」に行ってきました。
「鯛よし百番」は大正初期に遊廓として建てられた建物をそのまま用いているお店で、建物は登録文化財になってます。が、文化財の割りには維持管理は結構ぞんざいな感じで襖が破けてたり小便器が壊れたまま(これ前にオフ会で来た時からそのまんまだ)だったりするのはご愛嬌。
セイさんのサイトは読み始めて3年ぐらいになるけれど、お会いするのは今回が初めて。
今回ホスト役をされたひすさんご夫婦に伴われての初対面の印象は非常に落ち着きのある品の良い方だなぁ。という感じ。
なんか誕生プレゼントとかウチの犬へのお土産など頂いてしまい、なんだかどちらが今回の主賓なのか判らぬ有様で大変恐縮。代わりに(随分見劣りする代物だけれど)自作の「奇妙な味わいの話」をまとめた冊子をお渡しする。
鍋をつつきながらいろいろお話をさせていただいたのだが、とりあえずセイさん情報としては「屋根が好き」、「エビが好き」、「ヘビが本当に大嫌い」ということが判明。
また、「おがぁの目だま」という遠野の民話をネイティブな東北訛り(正確にはセイさんは福島の方で岩手の訛りとは違うそうなのだが関西人の僕には違いが判らない)で朗読していただいた。これは本当に素晴らしく、民話のような口承文芸は本来耳で聴くものなのだ。という当たり前のことを強く再認識させられた。podcast で配信とかされれば良いのに。と本当に思います。
何やかやとお話しているうちに時間はあっという間に経過して22時過ぎにお別れということに。とても有意義な時間を過ごさせていただき、セイさん、それとホスト役のひすさんご夫婦には感謝の気持ちで一杯です。どうもありがとうございました。
ちなみに、「鯛よし百番」のある飛田は旧赤線地帯で売春禁止法の施行以降、現在に至るまで半ば公然とちょんの間の営業が続けられている大阪でももっともダークサイドな地域。「鯛よし百番」のような大正時代の遊郭の雰囲気を残す建物も面白いが、個人的には現在もちょんの間の営業を続けている料亭の建物の方が面白く思える。内装とかどうなっているのか気になる。たまにちょんの間のレポート記事のようなものを目にすることはあるけれど、そういうレポートは基本的に関心があるのは(当たり前だが)提供されるサービスだけで建物に関する記述は皆無に近いし、路上観察的な飛田のレポートなどでは逆に外観だけで店内の様子など中に入ってまでの記述がないのが残念。
完全に余談だけど、天王寺から飛田の方に向かう途中にある眼科の病院の看板がすごく良い。
この看板をみると、「天才バカボン」だったと思うが、この写真のような眼科医院の目玉の看板が出てくるエピソードを思い出す。内容とか全然覚えてないけど、その目玉の看板のイメージはトラウマといっていいぐらい鮮烈で僕の目玉への関心は其処から始まってるのだな。
Jun 25, 2008 4:55:31 PM | Permalink
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» 夢の風景は石切参道商店街? (東大阪) from Tomotubby’s Travel Blog
細く曲がりくねった坂道に怪しげな看板を掲げた商店が並んでいる、つげ義春の漫画「ねじ式」に出てきそうな町。子供のときから繰り返して見る夢の風景ですが、高校時代に、夢の話を友人に聞かせたところ、「それはイシキリサンと違うか」と言われました。イシキリサンとは、意識離散ではなく「石切さん」、大阪の東、生駒山の麓に位置する町、石切にある石切劔箭神社のことです。その神社の近くに、世にも奇妙な商店街があるのだそうです。そう言われると、子供のときに大人に連れられて坂道の上の神社に参ったような気がしました。それ以... [Read More]
Tracked on 2008/06/28 17:50:22




Comments
お忙しい中、昨日はどうもありがとうございました。
(*^人^*) 「とても楽しかったです。」
終電も何とかギリギリ間に合いましたよ!
Posted by: ひす | 2008.06.25 05:09 午後
ひすさん、昨夜はお疲れまでした&どうもありがとうございました。
楽しい時間を過ごさせていただきました。
Posted by: Hugo | 2008.06.25 06:40 午後
それはようございました。
セイさんはHugoさんにご紹介いただいたようなものなので(Hugoさんの「はてなアンテナ」)感謝しております。
なにかの縁でしょうね。
ぼくは山の中でちょっとお話できただけなので、いつかゆっくりできたらなあと思っています。
福島はいいところした。
Hugoさんにもまたお会いしたいです。
Posted by: osa | 2008.06.25 11:28 午後
突然失礼いたします。時々拝見しております。「<●>眼科」の看板、つげ義春の「ねじ式」を連想し、釘付けになりました。飛田新地には行ったことがありませんが、ビルの谷間にいきなり朱塗りのような建物があるかと思うとわくわくします。看板といい建物といい、行ってみたいです・・・。
Posted by: おしょ | 2008.06.26 09:36 午前
osaさんも、セイさんとお会いしたことあるんですね。
福島というか東京より北は行ったことないので、一度は行ってみたいですねぇ。
おしょさん、はじめまして。
「ねじ式」にもそういうのありましたねぇ。僕の場合、バカボン(だったと思うけど)の印象が強すぎてそれ以外思いつかないのですが、もしかすると、僕がみたバカボンのそのエピソードは「ねじ式」のパロディだったのかもしれませんねぇ。
飛田周辺は阿倍野の再開発で直ぐそばにモダンな高層マンションなどが建ってたりして、何とも異様な空間になってますけど、やがてはここらも再開発で無くなってしまうんでしょうねぇ。高校が近くでしたので阿倍野界隈は毎日のように歩いてましたけど、今やほとんど面影が無くってしまいました。
Posted by: Hugo | 2008.06.26 09:59 午前
わたしも「ねじ式」を連想しました。
アポロの裏の方には行ってはいけないとよく言われました。
異界のような場所ですね。個人的には石切の街ともかぶります。
Posted by: tomotubby | 2008.06.26 11:06 午後
> アポロの裏の方には行ってはいけないとよく言われました。
治安的には新今宮とかあいりん地区とかに比べると悪くはないんですけどね(笑)
石切の方はあまり行ったことないんですけど、確か、「探偵ナイトスクープ」で以前とりあげれたこともある、なんかごっつう怖い薬局は石切でしたよね。
Posted by: Hugo | 2008.06.27 03:55 午後