« 気になる本 | Main | the rose on Flickr »

2006.09.29

江戸時代のパイズリとフェラチオ


渡辺信一郎の「江戸の性愛術」という本は、道後(今の愛媛県)の遊女屋の主人によって門外不出の秘伝として1752年に書かれた遊女の性技指導書「おさめかいまいじょう」についての解説本で、その中に江戸時代の遊女のテクニックとしてフェラチオとパイズリの技法について解説されている。江戸時代には既に「吸茎」ないし「口とり」という名で実践されており、その事については以前にも取り上げたことがあるけれど、250年も前の日本にパイズリまであったとは正直ちょっと驚き。

まずはパイズリのテクニックについて。

ちちの大けなるおやま、両ちちに挟み、其の中にまらを入れる。中々に気遣らねば、心得て両ちち持ち、ちち底までまら入れず、指をまらのつけ首つり皮に当て、ちちと一緒に擦り上げるなり。それにても気遣らざる時は、両ちちの首、両ちちの中に入れ、おのれがちちを揉み、ちち汁少し出して、まら受けするなり。

ちち汁というんは母乳のことかな?

次にフェラチオについて

口にてほうばる時は、定まって男を寝かせ、指できんたまを揉みちゃぐり、股ときんたまのつけ根を押さえ揉む。口びらで抜けざるよにまら頭を締め、けつを使わせる可し。まらほうばりて、深くは九度、浅きは一度にして、浅き折りに、まら頭、つり皮を舌で撫でるなり。折りに、喉元に入れるなれば、必定、片手をまら腹に握り置く可し。

この吸茎の技術は膣への挿入が難しいような巨根の持ち主を相手する場合にも使われたようだ。

太き大けな馬まらありて、立まらのままでは、所詮ぼぼ受け入らず。当てがいて、断りて、先ず両手にて揉み上げ、まら頭に唾付け、つり皮ねきを擦り、ますます太く大けにさせ、いかつくさせるなり。凡そ、赤黒くなりたる時に、口にくわえ、男にけつを使わせ、おのれも口びらにて締め、舌先にてまらめだまを押さえる。凡そ、百程にて先走り水出て、口の中に溜まる。それ、拭く事すまじき。そのままにて百程頬張れば、気を遣るものなれば、まら奮い立てば、喉元の奥にまらめだまを深く入れさせ、口びらでまら頭を締め上げるなり。気を出せば、三四度まら腹より吸い取るよにする。然れども、まら柔ろくなりても、いっかな力抜けたる、気の出よで無し。為に、その半立ちまら、直ぐにぼぼに入れる。即ち、まら腹撫で摩り、おのれのけつの穴明くよにして、指でさね下びらを開けるなり。さね下びらの中に入れば、なおもまら腹を叩くよに擦れば、まら半分以上入る。まら立ちても根元まで入れるは、おめこ怪我する事もあるにより、常にまら腹を持ち、抜き差し擦らすなり。ぜっぴ、まらの上乗りはすまじき。

文中のまらめだまというのは尿道口のこと。
遊女向けの解説書ということもあって、記述が非常に詳細かつ具体的。

Hugo Strikes Back!: Blowjob in Ukiyoe
Hugo Strikes Back!: 明治期の口淫指南

4106035642 江戸の性愛術
渡辺 信一郎
新潮社  2006-05-24

by G-Tools

Sep 29, 2006 1:40:03 AM |

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/10993/12079897

Listed below are links to weblogs that reference 江戸時代のパイズリとフェラチオ:

» 2006年9月29日(金)付 from リンキトール [Link it All!]
びっくり 痛いニュース(ノ∀`): 【韓国】大韓帝国皇室復活  Σ(゚д゚)!! 小太郎ぶろぐ: jojo at 8 years old performs chain of fools 弱冠8歳にして驚異の歌唱力を持つ少女  ちょっと前に Amazing 11 year old!!! 弱冠11歳にして驚異の歌唱力を持... [Read More]

Tracked on 2006/09/30 14:27:19

» 「パイずりは文化か?」江戸時代のパイズリとフェラチオ from エム会議。
【日本人の性欲は】江戸時代のパイズリ・フェラ と銘うった非常に興味深いエントリが... [Read More]

Tracked on 2006/10/05 13:44:45

Comments

これはおもしろい!
確かに描写が事細か。
勉強になります!
φ(._*)☆\(-_-)「何の勉強!」

Posted by: ひす | 2006.09.29 02:49 午後

ひすさん、こんにちは。
女郎屋が自分のところの芸妓に仕込む為のマニュアルなんで、凄く記述が具体的かつ詳細ですね。あと、商売なんで如何に体力を消費せずに相手に満足してもらうかというスタンスから書かれるのも興味深いです。

Posted by: Hugo | 2006.10.02 03:56 午後

こにちは!!
「揉みちゃぐる」という言葉に思わずときめいてしまいました。これ使おう。
当方インアウトが余り得手ではないので、どうしても、その、えっとね、ブロウして済ませてしまおうと頑張るわけですが、あの、この記事は、なんというか、まぁ、大変参考になりました。
明治期の方も、語調になんともいえぬ暖かさちゅうか説得力があって素敵です。当時タブー視されていた訳ではなかったのですね。
ところで、純ちゃんの歌にはスペルムを連想させる言葉がちらほらある気がしました。液状の罪とか泥流の恩讐とか樹液すするとか。それだけです。
長駄文を失礼しました。さァなら。

Posted by: ai | 2006.10.02 10:05 午後

ai さん、こんにちは。
「揉みちゃぐる」良いですね。是非日常生活にお役立てください。

戸川純だと、タイトル忘れたけど、「極東慰安唱歌」に入ってる曲にオナニーの歌がありますね。「栗の木に似た人の臭い」っていうフレーズの。
あと、ヤプーズの「大天使のように」に収録されてる「棒状の罪」なんかまるっきりチンコの歌ですね。

Posted by: Hugo | 2006.10.03 07:11 午後

大変勉強になりました。私も「変態古典授業」というテキスト
http://homepage3.nifty.com/exajoe/page017.html
を書いてるのですが、この本については知りませんでした。紹介ありがとうございました。

Posted by: 江草乗 | 2006.10.04 08:33 午後

パイズリは文化だ!

Posted by: ゆずきめえ | 2006.10.05 01:19 午前

江草乗さん、こんにちは。
「変態古典授業」読ませていただきました。
面白いサイトですね、これからも覗かせていただきます。

ゆずきめえさん、こんにちは。
まったくもってその通りです。

Posted by: Hugo | 2006.10.05 03:05 午後

文化といわれてもな~ヒンヌーだし。

Posted by: ririna | 2006.10.06 01:57 午後

ririna さん、返事が遅くなってすいません。
ヒンヌーもまた文化ということで。

Posted by: Hugo | 2006.10.10 07:22 午後

古くから同じようなことしてるってことですね。
ことがことだけにメディアにより明るみにでてきてなかっただけってことですね。

Posted by: フェリシア | 2007.05.13 12:54 午前

Post a comment