『女の子ものがたり』 西原理恵子
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女の子ものがたり 西原 理恵子 小学館 2005-04 by G-Tools |
『上京ものがたり』の続編で、前作の主人公が母親の再婚で海辺の町から引っ越してくるところから高校を退学になり東京へ出て行くまでを、二人の友達との関係を中心に割りと駆け足に、センチメンタリズムは大盛りに描いた作品。
どうなんだろう、このシリーズ。自伝的要素が強い分、ドラマ性に欠けるというか、辛い生活を、成人になった西原が優しい視点で眺めてるだけ。のお話になってしまってるように思う。特に今回は友達二人が絡んでる分、傍観者的な感じが強い。この漫画で描かれているような世界への帰属意識と、その世界から既に抜け出している現在の自分の状況との間の折り合いの齟齬による歪みみたいなのがあって、それが西原らしい部分でもあるのだろうけど、ギャグを押さえてる分、このシリーズではそういう部分が(他の作品に比べて)肥大化していてちょっと辛いように感じてしまう。
Apr 18, 2005 6:54:24 PM | Permalink
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