木骨
江戸末期、蘭学の普及や実際に人体解剖を行う医者が出てきて、日本の解剖学は飛躍的に進歩したけれど、当時、人骨を所持することは禁じられていた為、実際の人骨を用いた骨格標本を持つことはできなかった。そこで考え出されたのが、木骨と呼ばれる、木製の骨格標本模型である。
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上の写真は、『星野木骨』と呼ばれるもので、寛政三年(1791年)に広島の整骨医、星野良悦が工人、原田孝次郎に作らせたもの。貰い受けた刑屍体を煮て作った骨格標本を元に模刻したもので、完成までに300日を費やしたとされる。これを見た杉田玄白らが絶賛したという曰くつきである。
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こちらは『各務木骨』と呼ばれるもので、文化年間の初め(19世紀初頭)、大阪の整骨医、各務文献が工人に作らせたもの。どちらも整骨医が作ったというのが面白い。出来は『各務木骨』の方が良い。
Feb 14, 2005 10:47:18 PM | Permalink
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