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2004.12.16

ちんまん妖怪図

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江戸時代の浮世絵師、勝川春章の絵草紙本に『百慕々語(ひゃくぼぼがたり)』というのがある。表題は「百物語」と女陰をさす言葉「ぼぼ」をかけたもので、中身は小話形式の艶本である。その中には様々な妖怪が出てくるのだけれど、いずれも女性器や男性器を妖怪に見立てた奇想に溢れたものになっている。
上図は、ちんこの頭をした子供たちが「チン坊や、アレ、面白い、へきぞうがきた」とはやし立てているシーン。へきぞうの「へき」とは女陰の古語で左側のまんこの顔をして踊っているのがそれ。子供が小さいほど包茎になるのが何気に可笑しい。

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左はちんこ頭の一つ目小僧。右がちんこ頭の僧、旅人を驚かしているところ。

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左はちんこ姿のわが子を抱いてくれと頼む、まんこ顔の女幽霊。右が雪女ならぬつび女。つびも女陰の古語。

Dec 16, 2004 11:04:38 PM |

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『Hugo Strikes Back!』さんよりちんまん妖怪図 勝川春章という浮世絵師の作品だそうです。どんな変人かと思いきや・・・なんだ、普通の絵も描くんじゃん。 魔が差したのでしょうか。 [Read More]

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Tracked on 2005/01/12 2:40:03

Comments

⋯うーん、何がしたくてこんな物を描いたのだろう?(笑)
あんなもんが顔になってても嬉しくもなんとも無いと思うのだが〜。
何か流行りとか、そういう事だったんですかねえ?

Posted by: ほりー | 2004.12.17 09:29 午後

こういうエロパロは江戸時代ではあまり珍しいものじゃないですね。エロをあっけらかんと描いたり、パロディというのは江戸文化の特色といえるでしょう。
「百物語」というものが流行しているな。じゃあ、それをエロ本にしてみましょう。的な安易かつお手軽なノリで作られたものなんでしょう。「里見八犬伝」とか「忠臣蔵」とか当時流行した読み物や芝居には殆どそれを元ネタにしたエロパロが存在します。で、江戸文化の凄いところは、そういうエロとかパロディを卑しいものとは全然考えておらず、ちゃんとした作家や画家がそれを手がけているというところ。この「百慕々語」も勝川春章なんていう一流の絵師が絵をつけてる訳で、それが全然恥ずかしいことでも何でもない。勿論、春画とか艶本は売れるので金になる。というのもあって絵師も力を入れるんでしょうけど、根底にはそういうものをネガティブなものと感じない文化というものがあったんですね。

Posted by: Hugo | 2004.12.18 03:51 午後

すみません、『百慕々語』に興味を持って、すべてカラーで載せている文献を探しているのですが、見つけられなくて困っています。
もしよろしければ、ここに載せた画像の出典を教えていただけませんでしょうか?

Posted by: 黒法師 | 2005.03.11 02:27 午前

黒法師さん、はじめまして。
すいません、今ちょっと会社なんで判りません。
帰宅したら調べますので、ちょっと待って下さい。

Posted by: Hugo | 2005.03.11 01:21 午後

黒法師さん、遅くなってすいません。
出典は、福田和彦編著の「艶本・魅惑の浮世絵」KKベストセラーズ です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4584170320/hugostrikebac-22/ref=nosim/
すべてカラーで12葉の図版が収録されてますが、これで全部なのかはちょっと判りません。

Posted by: Hugo | 2005.03.12 10:44 午後

ありがとうございます。
私は妖怪好きなのでぜひ『百慕々語』をWeb上で公開したいと探していたのです。

上記の妖怪画像は下巻のものなのですが、私の資料には4葉しかカラーがなくて。
ちなみに下巻の妖怪絵入りの画像は全部で16葉です。
うまく行けばこれで全部カラーになるかもしれません。
ありがとうございました。

Posted by: 黒法師 | 2005.03.13 09:27 午前

黒法師さん、こんにちは。
>『百慕々語』をWeb上で公開したいと探していたのです。
凄いですね、公開を楽しみに待っております。

Posted by: Hugo | 2005.03.14 11:21 午前

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