三島由紀夫割腹余話
『四国の山なみ』のコンテンツ。
三島の割腹自殺に関する読み物で、自殺の状況に関する詳しい記述がある。
三島の割腹自殺で良く言われるのは介錯をした森田必勝が下手糞で斬首する為に何度も刀を振り下ろしたという話。この件についても触れられていて、以下その部分をちょい引用。
公判記録によると、右肩の傷は初太刀の失敗であった。おそらく最初三島はうしろへのけぞったものと思われる。森田は三島が前へ倒れるものとばかり思って打ち下ろしたとき、意外にも逆に頚部が眼の前に上がってきたため手許が狂い、右肩を叩きつける恰好になったのであろう。そのため前へ俯伏せに倒れた三島が額を床につけて前屈みに悶え動くので首の位置が定まらず、森田はそのまま三島の首に斬りつけたか、それとも三島の身体を抱き起して急いで斬らねばならなかったかはわからないが、いずれにしても介錯人には最悪の状態でさらに二太刀(斎藤教授の「解剖所見」によると三太刀か?)斬りつけ、結局は森田に代った古賀がもう一太刀ふるわねばならなかったのは、致し方なかった と思われる。最後はあるいは押し斬りに斬ったかもしれない。現場写真で三島の倒れていた部分の血溜りが、ほぼ九〇度のひらきで二方向に見えているのはその結果ではあるまいか。森田は自分の敬慕してやまない先生を一太刀で介錯できなかったことを恥じ、「先生、申し訳ありません」 と泣く思いで刀をふるったことであろう。
<参考>
雑誌『フライデー』の創刊号に掲載された自決した三島の首と胴体の写真。(グロ注意)
三島由紀夫の生首
三島由紀夫の胴体
Oct 27, 2004 5:40:54 PM | Permalink
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三島由紀夫割腹余話 [ Hugo Strikes Back! ]
三島の割腹自殺についての詳しい記述。
面白い、などと言っては不謹慎かもしれんが、やはり面白... [Read More]
Tracked on 2004/10/28 1:26:40





Comments
三島はきらいな部類の人間というわりにはよく読んでいて、つまらなかったような。三島が割腹したのはいつだったか。学校をさぼっていた仲間がわざわざ学校まで知らせに来た。ちょっとショックでした。盾の会をニュースで観ていて、この人たちなにかやるなという気がしてました。ぼくは左翼だったのですが国を守るとか現体制に対する批判的な言動とかには共鳴していたようです。「MISHIMA」という映画(無修正)をビデオで観て、烏丸せつこには得したなあ。斬首については津本陽がそう簡単に切れるものではないというようなことを書いていたような気がします。三島さんも素人にやられてさぞかし痛かったろう。イラクで首切られている人もおれは痛いでしょう。へたくそ!
Posted by: osa | 2004.10.29 12:47 午前
osaさん、こんばんは。
三島の小説は僕も今ひとつ面白さが判らないですね。
『仮面の告白』はそれなりに面白く読めましたが、『豊穣の海』はちょっと読めなかった。
>盾の会をニュースで観ていて、この人たちなにかやるなという気がしてました。
興味深いです。当時の人たちが盾の会をどのように思ってたというのは気になります。筒井康隆だったかな、三島の市谷での演説をテープ起こしてしたのを読んで、その場にいた自衛官の醒めた態度が実に三島の最期らしいなと思ったのですが、当時の右翼や左翼、ノンポリは三島に対してどういう態度をとっていたのですかねぇ。(東大生と三島が激論を交わすテープを昔聞きましたがあれは面白かったような記憶がある)
映画「MISHIMA」は日本じゃ遺族が許可しなかった所為で日本じゃ上映・放送・販売できないんですよね、確か。緒方拳の三島は少し見てみたい気がしますが……
Posted by: Hugo | 2004.10.29 01:18 午前
緒方拳はまるで三島でした。この人の最高の演技ではなかったでしょうか。三島本人と錯覚しましたから。よかったのは烏丸のヌードと緒方拳でした。近所のビデオ屋で海賊版がレンタルでだされていたんです。これ発見したときは、もちろん日本では禁止になっていたことを知っていたので興奮しました。ダビングしたかも知れませんがベータだったからもう捨ててしまったかも。15年くらい前のことです。三島については、横尾忠則が澁澤のところにいって、「どうして三島をかばうんだ」と聞いたら、「友達だから」と答えたという話があったような(全部うるおぼえなんで、まちがってたらごめんなさい)。でも三島と横尾さんはできてたんじゃなかったけなあ。これも違ってたらすみません。やばかったら消してください。基本的に三島は時代から浮き上がっていましたね。みんなはパフォーマンスだと思っていたかも。ぼくは赤尾敏くらいに思ってました。あのおっさんのほうが面白いです。因みに赤尾さんはぼくの高校の先輩だということらしい。
Posted by: osa | 2004.10.30 01:10 午前
osaさん、こんばんは。
澁澤の話はなんか澁澤らしくて良い話ですね。
三島が時代から浮いてたというのは、やっぱりそうなんだ。という感じです。実際、ああいう人が目の前にいたら普通の人は困ると思いますもの。
そういう意味では森田必勝を始めとする楯の会のメンバーが何故アレほどまでに入れ込んだのかが不思議です。
しかし、「赤尾敏くらいに思ってました。」というのは、三島があの世の聞いてたら激昂するか爆笑するか、どっちでしょう?
http://www.kousakusha.co.jp/KEC/asos006.html
に赤尾敏のアジテーションを文章に起こしたものがありますけど、これなんか読むと確かに三島の檄文なんかよりよっぽど面白いです。
Posted by: Hugo | 2004.10.30 02:04 午前
赤尾敏の演説ありがとうございました!
大笑いしました。
よく日比谷の街頭演説をききました。
独特の尾張弁がなつかしい。
Posted by: osa | 2004.10.31 12:07 午前
赤尾敏って名前ぐらいしか知らなかったですが、Googleでいろいろ検索して調べてみると随分面白い人物みたですね。
なんか本とかも出てるみたいなんで読んでみたいです。
Posted by: Hugo | 2004.10.31 06:42 午後
某脚本家が歴史考証にも詳しく、三島の解剖所見まで入手していましたが、肛門内から精液が検出されたそうです。
「あれほどの男も、検視されると解っていながら、死ぬ前に情交しないではいられなかったのだなあ」としみじみ語っておられました…。
三島は責めで、森田が受けだと思っていたので、いささかイメージが狂いましたが…。
Posted by: june | 2005.08.15 03:49 午前
june さん、こんにちは。
その話は良く聞くのですが、出典というか、何かの本に記述があるんでしょうか? juneさんは、その某脚本家さんから直接話を聞かれたのでしょうか?
興味があるのでその件についての記述のある本をちゃんと読んでみたいです。
三島が受けだったという話は誰かのエッセイで読んだ記憶があります。大きな声を出して喘ぐのが演技っぽいみたいな記述でしたが。(ちょっとどの本で読んだかまでは思い出せません)基本的に何をやらせても嘘臭い人なんで在りそうな気がします。
Posted by: Hugo | 2005.08.16 02:01 午後
所詮はエゴイスト?
切腹の遣り方も森田に比べエゴが強いと逝ってるね.
Posted by: 乙女座の怪人 | 2005.11.24 03:32 午後
乙女座の怪人 さん、こんにちは。
三島がエゴイストかどうかといえば、もうそれはエゴイストでしょう。妻子残して、誰も望んでない決起を自衛隊に促しに行くぐらいですから。
Posted by: Hugo | 2005.11.24 05:02 午後
始めまして。
三島はネコだったんですね!剣と寒紅という本でノンケのboyを無理やりみたいなことが
書いてあったのでタチだと思ってました。
Posted by: こるこれ | 2005.11.29 12:31 午後
こるこれさん、こんにちは。
> 三島はネコだったんですね!
本当かどうかは定かじゃないですけどね。
三島の言動からすると同性愛といってもゲイではなく、寧ろ、衆道・男色を志向していたと考える方がしっくりきます。念契の美学を感じていたのではないかと。その場合、三島はタチでないとオカシイんですよね。
Posted by: Hugo | 2005.11.30 01:59 午後
わたしも学生時代、はからずも教授から検死のお話きいて、気持ち悪いと思ってしまいました・・・でも最期にやったのは自分でやったと思いますよ。情交じゃないという気がする。精液が誰のかまでは調べてないでしょう。多分指でも使って自分の精液をつけていると思う。自分の肛門に自分の男根が入るというのはありえない。でもクラインの壺みたいなものを象徴させたかったと思う。これは憶測どころか妄想になる。でも(もしや)と思って何でももっと調べてほしかった・・・きっといっぱいダイイングメッセージが体にあった筈。やっぱりおかしい??
Posted by: ヤマー | 2008.08.09 12:46 午後
あと大声を出すのも、不感症に近いと思う。事に及んでいる際、女性は大事なところを犯されている自分のシチュエーションに興奮すると精神分析の岸田先生がおっしゃっていた。たぶんミシマなら自分にしか欲情しない。だから自分の声を出して興奮しようとしたと思う。気の毒。
Posted by: ヤマー | 2008.08.10 03:52 午後
ヤマーさん、こんにちは。
> 自分の声を出して興奮しようとしたと思う。
こういうのはありそうですね、三島の場合。
Posted by: Hugo | 2008.08.11 02:58 午後
あなた方に、信念や信条の為に命を懸けることが出来るのか?
三島氏こそ真の日本人だろう。
武士にとって、切腹は名誉な事である。誹謗中傷はやめて頂きたい。
今の日本人は、大和魂を忘れている。そんな姿勢だから、朝鮮の犬や在日の連中になめられるのだ。
私は、三島氏の御首を見た時には、感動や美しさを感じた。
28歳 男
Posted by: 富国強兵 | 2009.01.01 01:08 午後
下衆な輩に何言っても無駄ですよ
人間のクズ共ですからね
Posted by: かめ | 2009.02.07 06:35 午後